2022年11月01日

11月の読書のテーマは?

今月の読書のテーマは「空について学ぼう」です。

 

「空ってふしぎだねぇ。だって色が変わるんだもん」

これは、日本のこどものつぶやきを採録した本にあった言葉です。私が読んだのはずいぶん昔ですが、この言葉に出合ってはっとしたことを、今でもよく覚えています。

それまでは空の様子が変わることを、当たり前のように感じていました。でも考えてみると、まるで誰かが魔法を使って起こしたかのような現象が、空では毎日繰り広げられているのですね。

美しい色や光、さまざまな形をした雲など、天候や季節ごとに変化する空。そんな魔法のようなことも、現代では多くが科学的に解明されているということに驚きます。

本でそれらの解説を読むと、知識が深まって空を見るのが楽しくなったり、天候の予測がつくようになったりもします。

同時に、地球を循環する水・自然の恵みに対して、深い感謝の思いがわいてくるのではないでしょうか。

また空を眺めることは、リラックス・リフレッシュ効果、視力回復、ストレスの軽減など、心身にも良い影響があるそうです。

幸い、私たちの住むこの地方は九州最大の平野である筑紫平野にあたりますので、広々した空の景色を毎日堪能できます。

空を見上げるのにさわやかなこの時期に、空の本を探しに来ませんか。