今月の読書のテーマは「月について知ろう」です。
月の大きさは太陽の400分の1です。太陽と同じくらいに見えるのは月のほうが地球に近いからです。月は太陽の光が反射してかがやいていますが、地球の周りをまわっているため照らされているところが変わり、地球によって光が当たらないところは陰になって見えません。それが月の満ち欠けです。日本では新月、三日月、上弦・下弦の月、満月など、月の形によって呼び方が違うのはご存知でしょう。それを利用して、昔は月の満ち欠けで月日を数えていたこともありました。また海の満潮・干潮は、月の引力が引き起こしているそうです。
『月の満ちかけ絵本』(大枝史郎文・あすなろ書房)や『30秒でわかる宇宙』(クライブ・ギフォード著・三省堂)という本を参考にこの文を書きましたが、月については天文コーナーの本でもっと知ることができます。重力、質量などの基礎データや、私たちの生活にどう影響しているかなど、月のことをもっと調べてみませんか。
2024年10月01日