2025年02月01日

2月の読書のテーマは?

2025.2
今月の読書のテーマは「人工衛星や国際宇宙ステーションについて知ろう」です。
地球の周りを回って、私たちの暮らしを支えているのが人工衛星です。気象、放送・通信衛星は、天気予報やテレビ放送を私たちに届けてくれています。「ひまわり」「さくら」といった名前を知っている人もいると思います。同じく宇宙へ打ち上げた人工物として「探査機」があります。「かぐや」「はやぶさ」は、人が簡単にはたどり着けない月や小惑星を調査しています。人工衛星と探査機は軌道(飛行するコース)が異なりますので、一般的には区別されています。では国際宇宙ステーション(ISS)は人工衛星でしょうか、探査機でしょうか。
答えは「地球の周りを回っている」ので人工衛星に分類されます。ISSは世界15カ国が協力して宇宙に建設されました。日本も「きぼう」という実験棟を持っています。ちなみにアメリカ実験棟は「デスティニー」ヨーロッパ実験棟は「コロンバス」という名称です。いちばんの特徴は人、つまり宇宙飛行士が生活していることです。
宇宙飛行士の活躍や苦労などの体験談は『国際宇宙ステーションとはなにか』(若田光一著 講談社)や『宇宙飛行士に学ぶ心の鍛え方』(古川聡著 マイナビ)をぜひ読んでください。図書館の4-9の書架にそろえておりますので、いろいろな人工衛星の活躍、宇宙飛行士たちの宇宙への情熱を感じてみませんか。