2025年10月01日

10月の読書のテーマは?

今月の読書テーマは「行動経済学を学ぼう」です。
経済学とは、市場競争の中で無駄を省き、自分の利益を最大化するための学問です。しかし、現実の人間は、経験や環境によって形成された“思考のクセ”に左右されることがあります。たとえば、周囲の意見に流されたり、将来の利益よりも目先の利益を優先したりする傾向が見られます。
行動経済学は、こうした人間の心理的な傾向をふまえて、「お金をどう使い、どう増やすか」を考える新しい経済学です。専門書も多く出版されており、ビジネスの現場でも広く活用されています。
信愛の図書館では、書架4-13に関連書籍を所蔵しています。特に以下の2冊は、行動経済学の入門書としておすすめです。
•『ゼロからわかる 知らないと損する行動経済学』(ポーポー・ポロダクション著、日本文芸社)
•『こども行動経済学』(バウンド著、カンゼン)
どちらも、日常生活に応用できる理論や法則を、わかりやすく紹介しています。
この機会に、経済と心理の関係について理解を深めてみませんか?