今月の読書のテーマは「ディズニー作品を読もう」です。

　
世界中の子どもや大人たちを夢中にさせてきた、ウォルト・ディズニーの映画。今年は、ディズニー生誕120周年にあたります。幼いころからディズニー映画を楽しみ、キャラクターグッズを愛用してきた人もたくさんいることでしょう。

スピードと躍動感あふれる動き、美しい音楽や歌と踊りなど、映像ならではの魅力を持つディズニー作品。では、作品をあえて本で読む意義とは何でしょうか？

　
本では、映像では表現できない物語の背景や、人物の思考を、詳しく知ることができます。くり広げられるドラマに夢中になるもよし、読むのを中断して、思考を巡らすもよし。自分のテンポで、物語を楽しむことが可能です。すてきなセリフや文章に出合ったら、書きとめることも簡単。また、本の最後に解説があれば、作品のテーマや映画の見どころ、製作舞台裏の話まで読めることもあります。

そして、漢字を覚える、書き言葉に慣れるなど、楽しみながら国語力も上がるでしょう。

　
図書館には、映画を小説化した本はもちろん、ディズニー作品研究の本も、ＤＶＤもあります。活字と映像、両方の良さを味わう夏にしませんか？