教育理念
建学の精神と教育理念
本学の建学の精神は、キリストの教えに基づいた真の価値観を持つ人間を育成することです。ショファイユの幼きイエズス修道会創立者レーヌ・アンティエの言葉に、「人々が神を知り、神を愛するようになるために、私たちの全生涯を捧げましょう」、そして「マリアにおいて幼子となられた神の愛を世に示す」とあるように、創立者とショファイユの幼きイエズス修道会のカリスマが本学の建学の精神の根底にあります。教育理念はこの建学の精神に基づいて、以下のように示されています。
カトリックの精神を基盤として、学生の全人格的な開花を目指します。学生一人ひとりが主体性を確立し、それぞれの可能性を最大限に伸ばして自己形成を図ると共に、
豊かな心をもって社会の建設に貢献する人間を育成します。この教育理念を具現化するため、5つの柱に従い教育します。
- ■ キリストの教えに根ざした教育
- ■ 一人ひとりを大切にする教育
- ■ 能力の開発を目指す教育
- ■ 自己形成を促す教育
- ■ 社会貢献への態度を形成する教育
教育目的・目標
建学の精神「キリストの教えに基づいた真の価値観を持つ人間を育成する」に基づいた本学全体及び学科の教育目的・目標は以下の通りです。本学全体の教育目的・目標は、「自己を他者に生かす」ことのできる「豊かな心をもって社会の建設に貢献する人間を育成する」ことである。 幼児教育学科の教育目的・目標は、「自己を他者に生かす喜びを知り、子どもとの関わりの中で実践できる保育者を養成する。そのために子どもの発達の理解と支援に必要な知識、保育方法・技術を身につけた保育者を育成する」ことである。 フードデザイン学科の教育目的・目標は、「食に関するあらゆる場において、豊かな感性と総合的な技術をもった栄養士を養成する。すなわち、自分を他者に生かす喜びをもち、健康的な食事を計画・調理・提供できる基礎知識と食空間を演出できる応用力を身につけた栄養士を育成する」ことである。
沿革
1877年 | ショファイユの幼きイエズス修道会員、フランスより渡日 |
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1903年 | 聖心幼稚園(久留米市日吉町3丁目9番地、現久留米カトリック教会内)設置 |
1961年 | 久留米信愛女学院高等学校設置認可(現在地) |
1962年 | 聖心幼稚園の設置者を宗教法人ショファイユの幼きイエズス修道会から学校法人久留米信愛女学院への変更認可 |
1964年 | 幼稚園を本学院内現在地に移転、久留米信愛女学院幼稚園に名称変更 |
1968年 | 久留米信愛女学院短期大学設置認可(食物栄養科) |
1981年 | 短期大学幼児教育科設置認可 |
1984年 | 学院図書館竣工 学院創立25周年記念式典挙行 |
1987年 | 学院食堂および学生寮竣工 |
1988年 | 短期大学、食物栄養科を生活学科へ、幼児教育科を幼児教育学科へ、食物栄養専攻を生活学科生活文化専攻へそれぞれ変更 |
1989年 | 短期大学2号館竣工 |
1990年 | 久留米信愛女学院中学校設立認可 |
1994年 | 短期大学、生活学科生活文化専攻を生活文化学科へ、生活学科食物栄養専攻を食物栄養学科として設置 |
1995年 | グローリアホール竣工 学院創立35周年記念式典挙行 |
2002年 | 短期大学情報社会学科設置 |
2003年 | 食物栄養学科を健康栄養学科へ名称変更 |
2004年 | 信愛コラボレーションプラザ「リリウム」開設 文部科学省より「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」に採択 |
2007年 | 情報社会学科をビジネスキャリア学科へ名称変更 第三者評価適格認定 |
2008年 | 久留米市つどいの広場事業「信愛つどいの広場」開設 |
2009年 | 文部科学省より 「大学教育のための戦略的大学連携支援プログラム(大学連携GP)」に採択 「学生支援推進プログラム(学生支援GP)」に採択 |
2010年 | 文部科学省より 「大学生の就業力育成支援事業」(就業力GP)に採択 久留米信愛女学院創立50周年記念式典挙行 健康栄養学科をフードデザイン学科に名称変更 「高等教育コンソーシアム久留米」設立 |
2012年 | 文部科学省より 「産学界のニーズに対応した 教育改善・充実体制整備事業」に採択 |
2015年 | 故 ペトロ髙木善行神父追悼ミサ 第4代学長に関 聡就任 一般財団法人 短期大学基準協会 第三者評価適格認定 理事長にシスター横田君代就任 |
2017年 | 久留米信愛女学院短期大学創立50周年 信愛ひらくプロジェクト |
2018年 | 法人名・大学名を変更 久留米信愛短期大学を共学化 |
2023年 | 久留米信愛短期大学廃止 |