2019年01月10日

1月の読書のテーマは?

今月の読書のテーマは「自分の生き方について考えよう」です。

ほとんどの人が、よりよく生きていこうと考え、努力していると思います。でも自分の限られた経験だけでは思考が広がらないので、生き方について考え始めてもすぐにゆきづまるかもしれませんね。

そんなときは、本が手がかりになります。たとえば、一流を極めた人たちの生き方や言葉を紹介した本などはどうでしょう。道は違っていても自分の人生に通じることが、読めばきっと見つかると思います。

また、『14歳の君へ どう考えどう生きるか』(池田晶子著 毎日新聞社2006)にはこうあります。

「大人になって、悪いことをしなければ、生きてゆけないという状況に置かれたとする。君は、悪いことをして、悪い心の人間になっても、生きてゆければいいと思うだろうか。では、その時、何のために生きてゆかなければならないのだろうか」

上記は一つの例ですが、誰の人生にも、難しい判断を迫られる場面があります。自分はどう生きていきたいのかを考える本を、この機会に読んでみてはいかがですか。