2020年08月01日

8月の読書のテーマは?

今月の読書のテーマは「SNSとコミュニケーションについて考えよう」です。


インターネットの普及で、誰でも情報を受信、発信できる世の中です。みなさんも「ケータイやスマホ」を所有し、検索やメール機能を日常的に使っていると思います。

また、SNSを利用している人も少なくないのではないでしょうか。フェイスブック、ツイッター、インスタグラムが有名で、これらは友だちといつでもどこでもコミュニケーションがとれる、沢山の情報を収集できるなど魅力的で便利なサービスです。

その反面、「ケータイ依存」「ネットいじめ」「なりすまし」など問題が起きているのも現状で、ニュースでたびたび取り上げられています。『「ケータイ時代」を生きるきみへ』(尾木直樹著 岩波書店)は、中高生の「ケータイ」生活の実態からそれらの問題を考えるきっかけになる一冊です。この「ケータイ時代」が友人関係をこわす側面もあると言われています。メール等は相手の表情が見えず、文面だけでは感情や思いが伝わりにくいなと感じた人もいるかもしれません。特に夏休みは友だちと会う機会が減り、ネット上のやり取りが増えることも否定できないでしょう。「ケータイやスマホ」の欠点やソーシャルメディアとの向き合い方など、図書館の本が教えてくれるはずです。是非知っておいてください。