2022年02月01日

2月の読書のテーマは?

今月の読書のテーマは「私たちのいのちを支える動物のいのちを知ろう」です。
 

みなさんは犬や猫などのペットを飼っていますか。家族のように大切にしているそのペットがいなくなると想像しただけでも、涙が出てくるのではないでしょうか。
 
とはいえ、食卓に上がった肉を見て、「この前まで生きていたのに」とか「食べてごめんなさい」などと、涙する人はあまりいないと思います。今月のテーマは牛、豚、鶏など食材となる動物の命にスポットを当てました。
 
「人が生きるということは、命をいただくこと。殺すこと。私たちの命は、多くの命に支えられている。(『いのちをいただく』内田美智子文・西日本新聞社 より)」 私たちは食べなければ生きられません。こうして元気でいられるのは、これら動物のおかげです。
 
豚を飼ってから食べるまでを実践した記録で、『豚のPちゃんと32人の小学生』(黒田恭史著・ミネルヴァ書房)という本があります。飼育している豚のPちゃんを結局どうするか、先生や生徒の心の葛藤が書かれています。「命」について考えるきっかけになると思います。動物の命、みなさんはどう考えますか。
 
「命」については本当に難しいテーマです。展示してある関連の本も読んで、自分なりの答えを見つけませんか