2022年12月01日

12月の読書のテーマは?

今月の読書のテーマは「花言葉について知ろう」です。

 

まず、花言葉の意味を百科事典で引いてみました。「花の特徴や性質にもとづいて、それぞれの花に特別な意味をもたせたことば。ギリシャ神話・ローマ神話・聖書などに由来するものや、花の形・色・香り・咲く時期などによるものがあり、1つの花がいくつもの花ことばをもつことがある。」(『総合百科事典ポプラディア8巻(166p)』より)

 

花の形が似ているといわれる牡丹や芍薬は「美しさ」の象徴で使われますし、色でいうと赤は「愛情」「情熱」、白は「純粋」の意味があります。また、春に咲く花は「希望」や「幸福」の花言葉を持つものが多いようですが、それは、春が四季の始まりだからかもしれません。このように花たちが放つ魅力を言葉に表現した昔の人は詩的だと思いませんか。

 

さて、母の日にカーネーションを贈るのは定番になっていますが、赤いカーネーションの花言葉は「母への愛」です。ちなみに、ピンクのカーネーションには「感謝」という花言葉もあるそうです。また、これからは合格やクリスマス、新年、卒業などお祝いや感謝を伝える機会が多くなるでしょう。そのとき、花を通して気持ちを表現したり、会話ができたりするのも素敵だなと思います。

 

『心がきれいになる365日誕生花と名言』(ライツ社)は、美しい花の写真、花言葉、それにまつわる偉人の名言が添えられています。元気をもらえる1冊です。このような本は他にもあり、図書館に展示しています。ぜひページをめくってみてください。