2021年10月01日

10月の読書のテーマは?

今月の読書のテーマは「世界のハロウィンについて知ろう」です。

『ハロウィーン』(みうらますこ著・リブロポート)という本に「ハロウィーンのもとはケルト人の収穫祭でした。ケルト人たちは1年の終わりを10月31日と定め、収穫がすみ冬を迎えることを死と結びつけ、その夜は死者の霊が訪れ、悪霊がいたずらをすると考えていました。」とありました。

なぜ仮装するの?かぼちゃのランタンを飾る意味、ランタンの名称は?子どもたちがお菓子をもらう理由は?お菓子をもらうときの合言葉は?ハロウィンの伝統的な食べ物は? ほかにもハロウィンに関する疑問はありませんか。図書館ではハロウィンのことがわかる資料を集めて展示しています。ぜひそれらの答えを見つけて、本来のハロウィンを過ごしませんか。

ところで、ケルト人とは、東方(現在のロシア南部あたり)から移住し、紀元前8世紀頃から、広くヨーロッパ全土に鉄器文化圏を築いた民族のことです。ケルト人の風習がアメリカやアジアにも広まり、今や多くの国の人々がハロウィンを楽しんでいるのですから、魅力的なお祭りだと言えそうです。

また、国によってハロウィンの過ごし方に違いがあるので、それを知るのも面白いと思います。そして、ハロウィンの豆知識を家族や友だちに話してみましょう。