2024年04月01日

4月の読書のテーマは?

今月の読書のテーマは「外国の学校生活を知ろう」です。
はじめに、『6カ国転校生 ナージャの発見』(集英社インターナショナル)という本を紹介します。この本の著者(キリーロバ・ナージャ、ロシア人)は両親の転勤とともに小1~中3までに、ロシア・日本・イギリス・フランス・アメリカ・カナダの6つの国、4つの言語で教育を受け、その結果、小学校の卒業式を3回も経験したと述べています。というのも小学校に通う年数が、ロシアは4年、フランスは5年、日本などは6年と異なるためでした。さらに国によって学びのスタイルが違うことが述べられ、「それらはどれもベストな学び方だった」とも振り返っています。
みなさんは、外国の子どもたちがどんな学校生活を送っているのか考えたことがあるでしょうか?実際にどのような生活を送っているか確かめてみませんか?それには、比較教育の本(書架3-5)や海外留学の本(書架3-7)が参考になります。
また、児童・青少年問題の本(書架3-2)も合わせて読んでほしいと思います。世界には、じゅうぶんに教育を受けられない国の子どもたちがいることもわかるはずです。
図書委員会の展示コーナーにはそれらの中で、読みやすい本を集めていますので、読んでみたい本が見つかるでしょう。