モンテッソーリ教育
について

イタリアで初の女性医学博士となった、マリア・モンテッソーリ（1870-1952）が創案した「モンテッソーリ教育」は今、文部科学省が提案する“個性の尊重” “環境による教育”の先駆けをなす教育法です。

新教育要領の「生きる力の育成」「心の教育」「知的発達を促す幼児教育の在り方」など、モンテッソーリはすでに100年も前に気付き、幼児期の発達の特性に合う、整えられた環境を準備し子ども自らが主体的に活動し、自分を創ることが出来るよう実践しました。

躍動するエネルギーを
正しく援助し導く

彼女は「子どもは、生まれながらにして無限の可能性を秘めた神秘的存在であり、燃えるような生命のエネルギーにあふれている。この躍動するエネルギーを正しく援助し導くことにより、その発達がより素晴らしいものとなって行く」と言い、子どもの知的発達を促す環境としてたくさんの教具を考案しました。以来100年に亘り、世界各国で研究が積み重ねられ、確実な実績を上げています。

当園は、モンテッソーリ教育を1971年に導入し、以来子どもの自立を援助するこの教育に確信と信念を持って取り組んでいます。

自立しようとする生命を
援助する方法

信愛幼稚園は1クラスに3・4・5歳児を混合してクラス編成を行っています。

他、体操、絵画、音楽リズム等は年齢別に保育を行っているのが特徴です。この二つの保育形態の中で成長する子どもたちをカトリックの精神に基づいて幼児期のみならず、生涯わたって大切な心の教育に全力を尽します。

平和と喜びのうちに
責任ある行動が出来る子に

又、国際モンテッソーリ協会に基いたモンテッソーリ教育を行い、質をさらにレベルアップしながら、平和と喜びのうちに責任ある行動が出来る子に育つよう援助して参ります。 更に園全体を包む園風を可視化し、このような教育環境の中で成長する子どもたち一人ひとりの中に教育理念が見えるように援助し、その理念を具体的に家庭や地域社会に持ち帰る教育に邁進したいと思います。